ふるさと納税の知っていて損がない仕組み
ふるさと納税は 自治体に寄附をした代わりに地域の名産品やその地域ならではの体験などの返礼品をもらうことができる制度です。
今回はふるさと納税の知っていて損がない仕組みについて書いています。
ふるさと納税は
ふるさと納税は自分の故郷など応援したい自治体に寄附ができる制度です。
そして寄附をした代わりに地域の名産品やその地域ならではの体験などの返礼品をもらうことができる制度です。
お礼品の他に手続きをすると寄附分の税金が控除される仕組みです。
最終的な実質自己負担額は2,000円のみで寄附額からその2,000円を引いた分が所得税の還付や住民税の控除を受けられる制度です。
下記の記事ではふるさと納税の仕組み、役立つ制度として詳しく書いています。
ふるさと納税は控除上限額やお住まいの自治体、寄附する自治体、利用するふるさと納税サービスによって細かな違いがある場合があります。
そこで今回はふるさと納税をする上で知っててよかったことを紹介したいと思います。
ふるさと納税の疑問が解決
控除額の上限を知ることが大切
ふるさと納税で上限ギリギリまで寄付金控除を受けるにはあらかじめ控除額の上限を知ることが大切です。
控除額の上限の目安は払っている住民税(所得割)の1割程度だと思っておきましょう。
住民税の金額は毎年6月に送られている(会社員の場合は給与明細に同封されます)
住民税額通知書に記載されています。
*住民税額通知書に記載には前年度の収入をもとに算出された税額になっているので多少の違いがあることは覚えておきましょう。
ふるさと納税は年中申し込める
ふるさと納税はの期間は 1月~12月までの好きの時にいつでも行うことができます。
ふるさと納税は納税者が行う
所得税や住民税を納めている方が寄附金控除を受けられます。
寄附金控除を受けるためには納税者本人がふるさと納税を行う必要があります。
ふるさと納税を行う名義も本人でなければいけません。
ふるさと納税の返礼品が届くのは自治体によって違う
ふるさと納税の返礼品が届く日は自治体によって違いがあります。
早いと2週間くらいで届いたりしますし2ヶ月くらいかかる自治体もあります。
*申込みする時に返礼品が届くまでの期間が書いてあるサイトが多いですよ。
受領書が届くには各自治体によって違う
ふるさと納税先自治体に直接問い合わせるかホームページなどで確認しましょう。
ふるさと納税のお礼の特産品は課税対象になる
自治体によっては寄附者へのお礼として特産品を送る場合があります。
お礼品は一時所得になります。
ふるさと納税(寄附)が収入(特産品)を得るための支出として扱われないで
寄附金控除の対象とされていることと同じで一時所得は年間50万円を超える場合に
超えた額について課税対象となります。
*懸賞や福引きの賞金品、生命保険の一時金や損害保険の満期払戻金なども一時所得に該当しますのでご注意してくださいね。
ふるさと納税の寄付金の使い道はいろいろ
返礼品はもらえる回数に限りがある
寄付は何度も行える自治体が多いです。
しかし返礼品は1年間のうちにもらえる回数が限られていることもあるので事前に確認してみましょう。
ポイント制度を導入している自治体もある
ポイント制度を導入している自治体なら寄付額に応じたポイントとしてもらい、有効期限内であればいつでも返礼品をもらうことができます。
今は返礼品はいらないけどふるさと納税をしたいという人はポイント制度が導入されている自治体に申し込むのがおすすめです。
返礼品が品切れになることもあります
ふるさと納税の返礼品では人気の品は申込みが殺到して品切れになることもあります。 お目当ての商品がある場合には、ふるさと納税のサイトをこまめにチェックして申込みを逃さないようにしましょう。
夫婦で同じ自治体にふるさと納税しても返礼品は2つもらえます
寄付も寄付金控除も個人単位になるので夫婦で同じ自治体に寄付をすれば返礼品は2つもらえます。
返礼品がもらえる時期が限られている食材もあります
ふるさと納税はいつでも行なえます。
しかし果物などの旬があるものなどは返礼品がもらえる時期が限られていたりするので申込みの時に確認しましょう。
寄付金の半分以上は地元で循環している
実質2000円でおいしいお肉や果物などが次々届くと「もしかしてこれ、寄付先の自治体はかえって損をしているのでは?」と心配する人も多いようです。
寄付金はさまざまな使い道にきちんと使われます。
お礼の品代も地元産品なら地元の生産者さんに入るので、地域内でお金は循環します。
最後に・・
ふるさと納税はお得な制度ですが、寄付する上限額をオーバーしてしまうと損をすることもあります。
控除限度額をしっかりと把握した上で寄付を行うことが大切です。
なので下記の記事を参考にふるさと納税の控除限度額のシミュレーションをやってみてくださいね。
今回はふるさと納税の知っていて損がない仕組みについてでした。
最後まで見ていただきありがとうございました。