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ふるさと納税で寄付をした時の確定申告書等作成コーナーで確定申告のやり方

 

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ふるさと納税は、自治体に寄付を行うと控除上限額内の2,000円を越える部分について、 税金が控除されるようになります。

税金控除を受けるためには「確定申告」をする必要があります。

今回はふるさと納税で寄付をしたときの確定申告の仕方を解説します。

 

 

 ふるさと納税の控除や還付

「寄付」にあたるふるさと納税は寄付控除の対象となります。
寄付した金額に対しての控除や還付を受けることができます。
 
一つは確定申告で控除や還付を受ける方法です。
もう一つは「ワンストップ特例制度」を利用して確定申告をせずに控除・還付を受けられる方法です。
 
今回は確定申告で控除や還付を受ける方法を紹介します。
 
 

 確定申告時に準備が必要なもの

 

寄付金受領証明書

寄付金受領証明書 寄付をした自治体から送付されます。 対象期間の全ての寄付金受領証明書が必要になります。
 
 

 対象期間の源泉徴収票

源泉徴収票 対象期間の源泉徴収票が必要になります。確定申告の項目を記入する際に使います。

 

 還付金受取用口座番号

還付金受取用口座番号 ご本人名義の口座情報が必要になります。(還付金振込用)

 

 印鑑

印鑑 ご自身の印鑑が必要になります。ゴム印はご利用いただけません。

 

 マイナンバーカード(通知カード+本人確認書類)

マイナンバーカードまたは通知カード+本人確認書類 マイナンバーカード
(個人番号カード顔写真付き)をお持ちの方は、マイナンバーカードだけでかまいません。
本人確認(番号と身元確認)が可能です。
 
マイナンバーカードのコピーを添付される際は、表面と裏面のコピーが必要になります。
 

マイナンバーカードを持っていない場合

マイナンバーカードをお持ちでない方は、以下のいずれかの書類が必要になります。
郵送で提出される場合はコピーが必要になります。
 

番号確認書類

・ご本人のマイナンバーを確認できる書類 通知カード
 
・住民票の写しまたは、住民票記載事項証明書(マイナンバーの記載があるものに限ります。) などのうちいずれか1つが必要です。
 

身元確認書類 

・運転免許証
・公的医療保険の被保険者証(健康保険証)
・パスポート
在留カード などのうちいずれか1つです。
 
 
 

 ふるさと納税の確定申告書等作成コーナーで確定申告のやり方

  国税庁の確定申告特集のページ「確定申告書等作成コーナーへ」へアクセスします。

 

【確定申告書等作成コーナー】-作成コーナートップ

 

 

 

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 国税庁の確定申告特集のページへアクセスします。

「確定申告書等作成コーナーへ」を選ぶとこの画面に移ります。

 

初めて確定申告する方は「作成開始」をクリックします。

以前確定申告をしたことがあり、その時のデータがある方や今回の確定申告書を作成途中でデータを保存し中断した方は「保存データを利用して作成」を選んでください。 

 

  

 

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マイナンバーカード方式とID・パスワード方式、印刷して提出、それぞれの提出方法を選んでくださいね。

  

マイナンバーカード方式の場合

 

マイナンバーカード及びICカードリーダライタを利用してe-Taxができます。

ICカードリーダライタの代わりに、マイナンバーカード対応のスマートフォンもご利用できます。

 

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ID・パスワード方式の場合 

 

税務署で発行されたID・パスワード方式の届出完了通知を利用してe-Taxができます。 発行された通知は、申告書の控えと一緒に保管されている場合がありますので、ご確認ください。

マイナンバーカード及びICカードリーダライタは不要です。

 

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ここからは一緒です。

 

 

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OSとブラウザやPDF閲覧ソフトの推奨される動作環境が表示されるのでチェックしましょう。

プリンタ設定や利用規約等に関しても注意事項がありますので確認してください。

*自宅にプリンタがない場合でもコンビニのプリントサービスを利用して、作成した確定申告書をプリントすることができます。

 

 

 

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申告する年度を選択します。

 

 

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  「申告書等の作成」から「所得税」を選択します。

 

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 「給与・年金の方(給与・年金専用)」欄の作成開始ボタンを押してください。

前画面で選択した条件が表示されるので、自分に合っているか再確認しましょう。

また、用意する必要がある書類に関してもここで確認できるのでチェックしましょう。

 

 

 作成した申告書を印刷し郵送する場合

 

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 *提出方法の選択等 提出方法を選択して、自分(確定申告をする方)の生年月日を入力します。

 

 

 

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作成開始をクリックします。

 

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申告者の生年月日を確認して、確定申告の提出方法を選択します。

e-TAXで提出する人、印刷して税務署に提出のどちらかを選んでください。

そしていくつかの質問に答えて、次に進むをクリックします。

 

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 勤務先から発行された源泉徴収票に記載されている支払金額と所得控除額の合計額、源泉徴収税額の金額を入力します。

扶養家族の人数や住宅借入金控除、国民年金保険料等の控除対象になるものの金額を記入します。

給与の支払者の住所と氏名(会社名など)を入力してください。

入力内容を確認して合っていれば「次へ」を、間違っていた場合は「訂正」ボタンをおして内容の修正をしてください。

前画面で確認した給与等の総額から源泉徴収分等を引いた、所得額の合計が算出されます。

それ以外にも所得がある場合には入力してください。

すべての所得を入力できたら入力終了をクリックします。

 

 

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 適用を受ける控除を選択します。

今回はふるさと納税は寄付金になるので「寄付金控除」を選択しましょう。

 

 

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  所得控除を入力する画面に移ります。「所得控除の入力」ページの寄付金控除欄の「入力する」ボタンを押してください。

 

 

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寄付先から交付された証明書等の入力になります。

寄付(ふるさと納税)をした日や寄付先の種類を選択し、自治体名・寄付額などを記入します。

記入して入力内容確認をクリックします。

 

* 複数の自治体に申し込んでいる場合は「別の寄付先を入力する」もしくは「同じ寄付先をもう1件入力する」ボタンを押します。

 

ふるさと納税を行った全ての寄付証明書の内容を記入し、「次に進む」を押すと控除額が表示されます。

 

 

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寄付金控除以外の控除があれば、入力してください。

すべての入力が終われば入力終了をクリックします。

 

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収入金額、所得金額の修正がある人は修正をしてください。

なければ次にをクリックします。

 

 

 住民税等に関する事項の入力

「住民税等に関する事項の入力」画面で必要事項をチェックします。

還付金総額が計算されますので、受け取り方法を選択してください。

画面の指示に従って氏名、電話番号を入力します。

続いて住所の記入、提出先税務署と提出年月日の選択をします。

次にマイナンバーの入力になります。

 

 

 全ての必要事項を記入し終わったら、プリントアウトする書類の準備になります。

不必要な書類からチェックを外せば、必要な物だけ印刷されます。

これで申告書の作成は終了です!

 

*最後の画面では作成した確定申告書のデータ保存や、提出期限を確かめることができます。

 

 

最後に・・

ふるさと納税をした時には寄付した自治体に直接送るだけなの「ワンストップ特例制度」を利用すると簡単ですが、もし「ワンストップ特例制度」を利用しない人は

確定申告をする必要があります。

今回の記事を参考に確定申告を行ってほしいと思います。

 

今回はふるさと納税で寄付をした時の確定申告書等作成コーナーで確定申告のやり方についてでした。

 

 

最後まで見ていただきありがとうございました。